第二十七章 Моль(土竜の巣)

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やがて正面には 大きな木製の扉が...... その扉が開いたその先に、 このレールの終着地点が きっと待ち受けているのだろう。 もし、 この扉の向こうで『ヴァローナ』の兵隊が 手ぐすね引いて待ち受けてたなら...... 更に、 エマ達が何の策も講じる事なく、 この扉を馬鹿正直に抜けるような事が あったとしたら...... エマ達の命運も ここに尽きたと言わざるを得ない。 そんな事態に陥らない事を ただ神に祈るばかりだ......
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