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数には、以下のような分類があります。
自然界に存在するものを数えるのに使われた「自然数」
自然数を分割する際に発生した分数などの「有理数」
分数などでは表現が不可能な、ルート2などの「無理数」
これらは皆、「正の数」です。現実に存在するものを数えたり測定するためには、上記3種類の数があれば十分です。
しかし、人類はこの正の数に加え、きわめて重要な数の概念を獲得しました。それが「0(ゼロ)」です。この概念により、標高や気温や、その他にも金銭の貸し借り等の、「基準」を必要とする概念を数で示すことが容易になりました。
例えば、水が凍結する温度を0度と定義すれば、そこを境に正の温度と負の温度を示せます。つまり、「0(ゼロ)」のおかげで、正の数と対をなす、「負の数」という概念も生まれたのです。「0(ゼロ)」と「負の数」は、自然界にそのまま存在していたものではなく、人類の知性が概念として生み出したものです。
以上の、「0(ゼロ)」と、「正の数」(自然数、有理数、無理数すべてを含みます)と、「負の数」(こちらにももちろん、自然数、有理数、無理数すべてを含みます)すべてを合わせて、「実数」とよびます。実数は、概念として作り出した数も確かに含んでいますが、しかし現実世界に当てはめることが可能です。
そして、現実的には「実数」があれば十分なので、数学的にも「実数」があれば十分なのです。
おわり
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……???
あれ?
なんかおかしいぞ。
教科書のこの部分に、今度の試験に必要なことが確かに書いてあったはずなのに、なんか記述が足りない気がするぞ。
んんん???
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