降りしきるエゴの中で

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その紫陽花は 末期だった 少女は刈る ナタを片手に 刈る、刈る、刈る 様々な色を従えて、 最後はこう呟いた 『私は花言葉は信じない。 トキメキなど、すでに捨てた 煌めきなど、すでに消えた 「誰でも良いだなんて 無責任にも程がある 取り囲め、今すぐに 逃がすな、縛り上げて 「真実を述べよ
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