雨宿り

なんでもいい……ひとりでいたくない。そんな夜もある。

たろまろ/「八月三日」書籍化

BL 完結 過激表現
31分 (18,526文字)

221 2,585

あらすじ

失恋をした澤村臣(さわむらおみ)。通りに面したショップの軒先で雨宿りをする澤村が見たのは、傘を差し足早に帰宅する人々の中、ひとりきりで雨と戯れている男の姿だった。急に勢いを増す雨に、男は逃げ込むように

感想・レビュー 2

彼には何があったのだろう。何から解き放たれたいのだろう。そんな切ない気持ちを抱えてしまうプロローグ。 物語前半。降り注ぐ雨の中、重なる小さな不運と自分の不甲斐なさにイラつき途方に暮れる主人公。 そん
ネタバレあり
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爽快なラストに脳内できらめく星空が広がりました。面白かったです! 「雨宿り」切ない響きしかないタイトルなのに、まさかの展開。スッキリしました! 前半、あんなに掴みどころのなかった登場人物の印象がガラリ
ネタバレあり
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