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なぜかハイテンションな由奈に腕を引っ張られ、座らされた。 「朝ごはん作ったん?」 「うん!食べよ!」 終始ニコニコしている由奈を見ていると、こっちまで顔が緩む。 「で?どこ行くん」 由奈の動きが一瞬止まった。 箸を置き、鞄の中から何かを取り出した。 「あのね?実は…」 二枚の紙を、オレの前に出した。
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