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ナビが、目的地に着いたと言っている。 ・・・海。 まさかの夜の海。 「雅樹、はやく」 さっさと助手席から降りた由奈は、波に向かって歩いていた。 「由奈。濡れる」 波に届かないところで、座る。 隣に由奈が座り、腕に絡み付く。 肩に、頭が乗る。 また、甘えてる。
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