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鳥型の式神が 坂の上の相談所へと戻ってきては
誠所長 すぐに 相手の霊力を感じ取っているようです
そして徐に 「白鷺君 では この鏡を 彼 探偵事務所にいる 井上氏に届けて来てくれたまえ これで 万事 終わると思うが」と言い放ち
先程 作り上げた 古びた感じの鏡を 白鷺に渡すや 自分は
「んじゃあ 私はちょっと 寝てくる」って言って 寝室へと 入って行ってしまいました
おいおい これを届ける 私には 危険が及ばないのかぁ?っと 心の叫びをあげつつも
以前 彼から渡された 獣型(犬)の式神を バックに確認しては 出発しました
さて
その頃
怪奇幻想社にも ちょっとした 異変が起きていました
磯田記者が 帰社するや いきなり
編集長から
「磯田 お前 また なんか面倒なことに首突っ込んでるだろう」と言われて
「いやあ 毎度のことですけど 坂の上に 話は持って行きましたから 大丈夫だと思いますが。。。。」
「いやあ どうかなあ 今回は 政治家のかなり上の方からうちへ圧力かかってきおってなあ どうする?」
「ありゃ うちみたいな弱小出版社にもあるんですねえ つうか 編集長は そんなん 屁の河童っしょぉ」
「ははは まあな 坂の上の相談所の担当ならば どんな圧力も関係なく 行くからねえ」と言ってる最中に
案の定 井上探偵から 怪奇幻想社に電話がかかってきては
早速 「特ダネ ゲットできそうです じゃあ 編集長 行って来ます」と 磯田記者 飛び出して行きました。
乙輪の杜から 雪袋経由で 真大窪へと向かって行きます
しかし 敵さんも 一回めの 悪意が うまく起動せずに不発に終わったのを不審に思い
井上探偵の回りを 何やら細かい虫みたいな これも式神か?が
いろいろ探っています
そして 怪奇幻想社に たどり着くや 信者である政治家へ命じて 圧力をかけてきたわけだが
はてさて 連中も 一筋縄では いかないような?
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