0人が本棚に入れています
本棚に追加
「明日朝イチで 神宿の歌舞鬼町喫茶店ロワールにて 父親が 息子を呼び出した そこで 彼を強引に連れて 精神衛生科へと言う手筈だ 井上 あとはよろしく」
「所長は?」
「俺はまだ入院が続くから 頼むぞ」
やっと 井上探偵も 病棟の待ち合いにて依頼人と 話し合いが終わった神楽岡所長から 次の指示をもらい ひと安心
そこで 磯田記者へとメールにて 今後について 報告いれては 探偵事務所にて 仮眠をとることに
すぐ前の ビジホの 女性二人は こちらも 警戒を解除しては 睡眠を取ります
しかし
そこへ
神楽岡探偵事務所に
異変が起きました
探偵事務所のあるビルの一階 喫茶店が
赤く めらめらと
光を発したかと思えば なんと
燃え上がりだしました
ああ
まさか 彼 井上氏に直接 悪意をはなって来るのではなく
建物に悪意をはなって 火事を起こすとは
この展開では 誠所長の渡した 邪気の反射鏡では対処できません
が
そのとき 白鷺秘書のバックの中の 式神(犬型)が いきなり吠えては
飛び出して 井上氏のところへ まっしぐらに向かい
それに気がついた 白鷺秘書 そして磯田記者が
ホテルより 119通報
火事は すぐに消火されました
井上氏もいきなり飛び込んできた 小型の犬に驚かされるも
消防車のサイレンに
外を見て 下が 火事だと気がつき
非常階段で脱出できました
それを眺めていた
虫のような式が。。。。
二どめの失敗に
真大窪駅近くに潜む あの行者へとご注進に飛び。
例の行者
ついに 一気に片をつける為に
自身が持参してきた 錫杖に溜まっている 神像の悪意を全て
井上氏に目掛けて 放ちました
それは 灰色の煙のようなものが
少しづつ あの神像の形へと変貌しては
黒く黒く濃くなって行きます
真っ黒になった 遮光器土偶のような神の姿をした黒き煙は
再び 無色へと変わっては
消防車の近くで佇んでいる
井上氏に向かって 流れてきては ついに牙を剥くように 覆い被さりました
その直前 犬型式が それに吠えかかってみるも
邪気の強さが半端なく
弾き飛ばされてしまい すぐに 飛び出してきていた白鷺秘書の元へ逃げ帰っています
ついに牙を剥いた 神罰が 井上氏に 襲いかかります。
最初のコメントを投稿しよう!