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「シてもいいけど、"夏帆"じゃなくても大丈夫?」
…え。
パンツに指を掛けた所でピタリと止まる。
そこで漸く目を開ける。
目の前には捲れたTシャツと白い背中。
黒い髪。
…黒い髪?
夏帆は茶髪でパーマで。
誰?
目だけを動かして周りを見てみる。
ここ俺の部屋じゃねーよ。
待って、俺んちじゃないならこの黒髪女も夏帆じゃないわけで…
だから夏帆じゃないってこの女も言ってんじゃんよ!
どーした俺!
脳内がカオスになってきた…
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