4.

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「か、かわのさ…」 「沙織。川野さんて仕事してるみたいでヤだから、ここにいる間は名前で呼んで? 内川さんの名前はー?」 「浩太、です」 「こーた」 …やべぇ、なんか、なんでこんなリードされてんの。 川野さんが色っぽ過ぎる。いや、エロい。 や、やっぱり、こんなのいかんよな。 …もう半勃ちですけども。 「川野さん!やっぱちょっと待っ…」 「沙織」 「、あ」 川野さんが俺の首元に顔を埋め、ちゅ、とキスをしたかと思うと、赤い舌で首筋を舐められる。ぞくぞくと腰に痺れが走る。 下から上に舐められ、そのまま耳朶を食み、耳の中に舌を捩じ込む。ねちゃ、くちゃ、という音と連動して声が出る。 「っ、ぁ、んん、はぁ、ん」 お、俺男だろ!しっかりしろよ! 男としてのプライドを削られるが、動けない。 だって気持ちいいんだもん。 夏帆もこんなんしないし。 「…こーた、何考えてんの?こっちに集中して、ね?」 耳元で囁かれ、腰がびくつく。
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