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ピンポン
………
ピンポンピンポンピンポン!
「………んー、どーぞ」
明らか寝起きの沙織の声。
「…お前さ、寝すぎだろ」
「誰のせいよ。そー言うんなら、夜はちゃんと寝かせてよね…」
あー…俺のせいか。すみません。
「じゃ合鍵ちょーだいよ。いつでも来れるし」
「…それはイヤ。いつでも来ていいよ。ここに誰か来てない限りは。事前に連絡あるとなお良し。…付き合ってるわけでもないし」
「付き合ってって言ってんじゃんよー」
「だからイヤだって。あんましつこいと出禁にするよー?私は誰とも付き合わないの」
「…ま、そのうちな。あー、そういやウッチーがいた。そこのコンビニに。お前狙われてんの?」
「え、ウッチー?……」
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