2.いぞう、130km/hへ挑戦

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2.いぞう、130km/hへ挑戦

ゲージへ向かおうとするいぞうだが… 「あれ?池手名さん、ゲージ入らないんですか?」 ゲージの前で足を止めるいぞう。 「いや、ピッチャーがね…」 130km/hのゲージは阪神タイガースの藤波投手だった。 「ちゃんとストライクを投げてくれるかい?」 「大丈夫です。その藤波くんはコントロール良いです。ど真ん中にしかきません」 「なら安心だ」 ゲージへ入るいぞう。 (池手名さん、ほんとに打てるのかな…) 山本は心配になった。
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