転校生、天堂星木

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転校生、天堂星木

紅蘭学園高校校門前 (今日の天気は晴れだったけ?) (あそこの店に今度行ってみよう) (朝から部活だけど頑張るど!) (教科書全部持って来たよな?) 「………」 皆んなは知っているだろうか家族や他人の声が聞こえる能力の名前 テレパシー 24時間毎日、人の心の声が聞こえる能力を… 僕はほかの人とは違うことがある、テレパシーが使えるのだ 信じられないと思われるかもしれないけど話したことは全て本当のこと、僕はテレパシーを持って生まれてきた普通の高校生、今日は学校の校長室に用があってきたんだ 「失礼します……」 ノックを3回やってドアを開けるそこには60代ぐらいの男性が座っていた 「良く来たね、ようこそ紅蘭学園高校え」 (こんな時期に転校してくるなんて珍しいな) 校長の人は見た目は明るいが心の中では僕の事を不思議に思っていた 「天堂星木君だったよね?」 「…はい」 少し緊張してきた。 僕は今年からこの学校で生活する 「君のクラスは1年1組の普通科がある2校舎だ、担当には伝えてあるから行って来なさい」 校長室に来たのは挨拶をしたかったからだ、転校は何回もしたことあるけど未だに慣れない ドアの前で礼をしてドアをゆっくり閉めて言われた教室に向かった (緊張したーーー) 深呼吸を2回して廊下を歩く、2校舎の1年1組の教室の場所は事前に学校のホームページを見たからわかる。 教室に行くと担当とおもわれる先生が廊下に立っていた。
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