第一話 狼くんの好きな人

11/11
前へ
/28ページ
次へ
「ん、おれ…よしきに撫でられるの、すき」 「うーーーっっ」 ぎゅうううっと強く抱き込まれてすこし恥ずかしくなる。 ここ、教室だし…みんなに見られるの恥ずかしい。 「よしき、ここやだ…ふたりがいぃ…」 「…誘ってるの?」 「?」 「……そんなわけないわよね。まぁいいわ。愁ちゃんとても眠そうだもの。保健室で一緒にサボっちゃいましょ!」 サボっ……まぁいいけど。 芳樹といるのたのしいし、面白いから。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

121人が本棚に入れています
本棚に追加