第2話 新しい友だち

12/17
119人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
「少し寝るか?」 「んん、…教室」 「行けるのか?目が赤いが」 「いく…」 おねがい、って琉生に縋る。 「…君、教室での愁のことを見ていてくれるか?俺はまだ仕事があるんだ、任せてもいいだろうか」 「は、はいっ!勿論です!」 「そうか、ありがとう。ほら愁、行っておいで」 「ん」 お礼に琉生の頬にキスをしてから離れる。 まだちょっと、悲しいけど…大丈夫。 甘えてちゃダメだ、強くならないと
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!