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「少し寝るか?」
「んん、…教室」
「行けるのか?目が赤いが」
「いく…」
おねがい、って琉生に縋る。
「…君、教室での愁のことを見ていてくれるか?俺はまだ仕事があるんだ、任せてもいいだろうか」
「は、はいっ!勿論です!」
「そうか、ありがとう。ほら愁、行っておいで」
「ん」
お礼に琉生の頬にキスをしてから離れる。
まだちょっと、悲しいけど…大丈夫。
甘えてちゃダメだ、強くならないと
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