突然の告白

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****** 不可抗力とは言え、能瀬とキスしたのは事実。 俺は心の中ではモヤモヤしながらも、仕方がなく、ホテルに舞い戻った。 今日は長い1日だった。 昔のバンド仲間と会い、由岐の話をして・・・ そして、優亜とはーーー・・・ あれから、優亜は巳月と夜を共に過ごしたのだろうか? 優亜は巳月のキモチを知ってるのか? ベットに横になっても、優亜と巳月のコトを考えてばかりで眠れなかった。 眠れても、眠りは浅く、ほとんど不眠状態で朝を迎える。 俺は一人で適当にトーストを焼き、ペットボトルのコーヒーをグラスに注ぎ、一人で朝食を食べていた。 優亜がフラリとダイニングルームに現れた。 「お帰り」 巳月と何かがあっても、俺も能瀬とキスしている。 ここは何も言わず、唯彼女を受け入れた。 「晃祐…私・・・」 「・・・お前…巳月のキモチは知ってるのか?」 「えっ!?」 「・・・やっぱり知らないのか・・・」 「晃祐は知っていたの?」 「・・・鈍いな。お前・・・」 俺は椅子から立ち上がって、キッチンに向かう。 「・・・朝食位自分で準備する」 優亜は俺を追い駆けて、キッチンに入って来た。
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