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私と晃祐の想いは重なった。
私は晃祐に付き添われ、サロンへと向かう。
「支配人…習志野さん…昨日は申し訳ありませんでした」
能瀬チーフは開口一番で、私達に謝罪した。
「能瀬・・・」
「私がどうかしていました・・・支配人」
「いや、俺の方こそ・・・すまない。能瀬」
「・・・今まで通り、私をこのホテルで働かせてください。支配人」
「俺は別に能瀬をクビにする気は毛頭ない」
私達にとって、能瀬チーフは必要な人。
「でも・・・私は・・・」
「お互いに昨日のコトは水に流さそう。能瀬」
「支配人・・・」
「能瀬、折り入って話がある。習志野のコトなんだが・・・」
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