ハッピーウエディング

3/8
2737人が本棚に入れています
本棚に追加
/284ページ
私と晃祐の想いは重なった。 私は晃祐に付き添われ、サロンへと向かう。 「支配人…習志野さん…昨日は申し訳ありませんでした」 能瀬チーフは開口一番で、私達に謝罪した。 「能瀬・・・」 「私がどうかしていました・・・支配人」 「いや、俺の方こそ・・・すまない。能瀬」 「・・・今まで通り、私をこのホテルで働かせてください。支配人」 「俺は別に能瀬をクビにする気は毛頭ない」 私達にとって、能瀬チーフは必要な人。 「でも・・・私は・・・」 「お互いに昨日のコトは水に流さそう。能瀬」 「支配人・・・」 「能瀬、折り入って話がある。習志野のコトなんだが・・・」 ____________ ________ _____
/284ページ

最初のコメントを投稿しよう!