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青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「鞭打ち…それが私が与える罰、ようは…
私を怒らせなければいい…分かったな!」
まあ!なんて人なのかしら!
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「ふ、ふん!挑むところですわ!」
っ…
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「強気でいるのは結構だが…
あまり、調子に乗るなよ」
近づいてきたプレヒティーヒに
顎を乱暴に持ち上げられて
わたくしはプレヒティーヒの目を見つめた
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「…………」
プレヒティーヒの手が離れ、わたくしの前に立つ
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「お前の部屋は決まっている…」
彼は先に進んでいき
わたくしは辺りを見回す
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「それにしても広いエントランスですわね
部屋中に青薔薇が飾ってあるけど
今のうちにこんな所から
出ていってやるんだから…」
わたくしはさっき入ってきた
出入り口から出ようとしたけど
プレヒティーヒの執事に
とおせんぼされてしまった!
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