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執事
「グレイス様…どこに行くつもりで…?」
…
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「グレイス、私をイライラさせるんじゃない…
部屋に案内すると言ってるだろ!
この私が直々にな」
ふう、仕方ありませんわね…
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「わかりましたわ…
行けばいいんでしょう!行けば!」
ふん…
執事
「気の強いご令嬢様だな…」
わたくしはちらりと振り向いて
執事に視線を向けてから
プレヒティーヒの後ろを歩き、辺りを見回す
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「扱いにくい女だな…
だから、結婚などしたくなかったんだ…」
わたくしだって同じですわ!
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「刺々しい男ね、貴方は…
ほんとにやんなっちゃいますわ!」
しばらく、渡り廊下を歩いてると
アンティークなエレベーターがあって
わたくしとプレヒティーヒはそのエレベーターに乗り込む
エレベーターがあがり、5階につくと扉が開いた
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「この白い扉は私の部屋…
その隣の鉄の扉がお前の部屋だ」
なだかものものしいですわね…
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