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数秒してエレベーターの戸が開き
わたくし達はそこで降りましたわ。
大理石の廊下に石造りの壁
無駄に広いですわ!
大広間に入ると
そこは大食堂になってて
真ん中にはなが~い机がある!
わたくしは手前に着席して
プレヒティーヒは奥の方に座った…
すごい距離感ですわね
ま、愛がない今の段階では
ちょうどいい距離ですわ!
執事
「まず、前菜…パンプキンスープでございます。」
執事がわたくしの目の前に
スープを置いてくれた…
湯気が立っているから
出来立てと言うのがわかりますわね
遠くに向き合って座るわたくし達
こう言うときは、先に相手が食べるのを
待たないといけませんの…!
わたくしはプレヒティーヒに視線を向ける
あ、スプーンで一口すくって飲んだ!
二口目を飲んでますわね…
わたくしもさっそく
スプーンですくってスープを飲んだ
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「おほほほ、美味しいですわ!」
執事達がこちらに視線を向け
プレヒティーヒも顔をあげて首をかしげた
執事
「ほ、本当でございますか…!?」
わたくしは頷く
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「ええ!本当よ、誰が作ったの?」
執事が照れくさそうに笑う
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