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執事長
バトラーテイル
「実はわたし執事長でして…
バトラーテイルと申します。
プレヒティーヒ様のお食事はわたしが
全て作っているんです。」
まあ!ただの執事だと思ってましたのに
まさかの執事長でしたわ!
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「あら!ごめんあそばせ…わたくし
貴方のこと普通の執事だと思ってましたわ…」
バトラーテイルさんは首を左右にふる
執事長
バトラーテイル
「いえいえ、めっそうもございません!
貴女のような貴婦人様にお褒めの
言葉がいただけて光栄でございます!」
片手を胸にバトラーさんは頭を下げる
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「おほほほ…礼儀正しいのね
そういう紳士は嫌いじゃないですわ」
わたくしはバトラーさんに微笑みかけた
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「バトラー、油売ってないで
次の料理を運んでこい!」
奥の席から怒鳴り声が聞こえて
わたくしの体がびくりと飛び上がる
執事長
バトラーテイル
「はっ!た、ただいまお持ちします!」
バトラーさんは急いで厨房に向かい
プレヒティーヒがこちらを睨んできた…
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