第Ⅲ話 †裏庭の温室†

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青薔薇の御曹司 プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ 「嗚呼…今すぐにお前が嫌がる行為を実行したいが 明日の楽しみにとっておかねば…」 プレヒティーヒはわたくしの手を握り指を絡めてきて 鳥肌が立ってしまいましたわっ こ、行為って…な、なによ!? わたくし グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー 「こ…この握りかたっ//」 プレヒティーヒはこちらを冷たく見下ろす 青薔薇の御曹司 プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ 「恋人結びだ…お前、20なんだろ 大人の女がこの握りかたを知らないわけ無いよな?」 う… わたくし グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー 「も、もちろん、知ってますわよっ これぐらい!」 わたくしはプレヒティーヒに手を引かれて 地下室の階段をのぼり、エレベーターに乗り込んだ… 青薔薇の御曹司 プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ 「当然だよな…クククッ」 エレベーターは5階で止まり わたくし達はそこでおりる わたくしは鉄の扉の自室に押し込まれ 外側から鍵がかけられた…ふう… と、とりあえず…お風呂に入ってしまいましょう… わたくしはドレスを脱いでシャワールームで体を洗い シルクのワンピースに着替えて ベッドに潜り込み眠りにつきましたわ……
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