第Ⅳ話 †奪われた処女†

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わたくし グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー 「わ、分かりましたわ… 行ってやりますわよ!」 プレヒティーヒは口角をあげて 先に部屋を出て、わたくしはその後を追う… 青薔薇の御曹司 プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ 「さあ、入れ…」 わたくしは開かれた白塗りの 扉の中に入って部屋を見回す… ガチャ わたくし グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー 「っ…!?」 プレヒティーヒが後ろ手に扉に鍵を… 獲物を見つけた獣のような 鋭い目付きでこちらを睨んでますわ 青薔薇の御曹司 プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ 「どうだ、私の部屋は…」 黒の起毛絨毯、白い壁…大理石の椅子とテーブル ベッドはキングサイズ、わたくしの部屋より広い… わたくし グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー 「べ、別に…青薔薇が綺麗ですわね」 プレヒティーヒがわたくしの 髪の毛を鷲掴みにして来て 上から力を加えられ、わたくしは反発する 青薔薇の御曹司 プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ 「ひざまずけ…」 う…っ わたくし グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー 「や、や…っ!」 彼の力に負けてわたくしは跪かされた…
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