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無感情で冷徹な瞳、薔薇の棘(イバラ)のように
トゲトゲした様子でこちらをじっと見つめてきてるわ…
彼の5m前でお父様が離れ
わたくしは辺りを見回した
プレヒティーヒの両親はわたくしの家系の茶葉を
わたくしの両親はプレヒティーヒの家系の青薔薇を…
こちらを見つめてますわね
わたくしは一度視線を
芝生の上に落とし深呼吸してから
プレヒティーヒのもとに向かった…
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「お前が私の…」
冷たい視線が向けられる
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「さっきお前を見た…
起きたばかりだったんだな
寝癖がついていたぞ…」
わたくしは嫌みっぽい言い方にムスッとする
わたくし
グレイス・グラーツィア・セレナー・ティー
「ふ、ふん…知りませんわよそんなの…!」
わたくしはプレヒティーヒを見上げながら反発する
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「フン、お前なんぞに興味は無い…
したがって、お前がどんな姿であろうと
本当はどうでもいい…
とにかく私と腕を組め
父上と母上にどやされても面倒だしな」
わたくしは少し乱暴にプレヒティーヒと腕を組んだ
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