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神父様
「皆様!ありがとうございます!
では、お二方…次はお食事会ですので
お城にお戻りください」
プレヒティーヒはわたくしより先に
お城に向かい、その後を追いかけた…
ここは、わたくしのお城ですわ
だけど…この結婚式が終わったら
プレヒティーヒのお城にいかないといけない…
わたくしはそこで、一生暮らすのね
先が思いやられますわ…
†2時間後†
ようやくお食事会が終わり
わたくしはプレヒティーヒの馬車の中に押し込まれ
馬車の窓から外を見ると
お父様とお母様がこちらを見つめていた
馬車が揺れ隣を見るとプレヒティーヒが
乗り込んできていたわ!
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「だせ…!」
執事
「はっ…!」
バチンパチン!
馬車が動き始めた…
青薔薇の御曹司
プレヒティーヒ・レフィナド・エーデル・ローゼ
「私の城には、私とお前と
執事達しかいない…
お互い、父上と母上に会うのは今日で最後だ
お別れはしなくていいだろ?」
わたくしは揺れる馬車か外を眺め
遠ざかるわたくしのお城を見送った
お父様とお母様なんて大嫌いっ
お別れなんていう必要ありませんわ!
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