再会と追憶

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着替える? もう一部屋会ったことにも驚いたが、そこで、着替えたりしていることに更に驚いた。 私は言われた通り、コンピューターがたくさん置かれた社長の大きなデスクの前の、ソファに腰を下ろした。 ブラウンとホワイトを基調とされた部屋は、落ち着く空間だった。 「お待たせ」 先ほどのスーツとは違い、ラフなシャツに短パンという格好の社長に、私はまたもや大学時代を思い出した。 年月は経ってはいたが、ほとんどあの頃と変わらない先輩のような気がした。
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