惰性な毎日

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  僕が毎日君を見ていることを君は知らない、いや誰も知らないし知られてもいけない。  数学の授業中に例題を解いているときの眉間にしわのよるのも、国語の時間に退屈そうに教科書を眺めているのも、廊下で友達と楽しそうに話してる姿もバスケの部活の時の真剣な顔も流れ落ちる汗も。そのすべてが愛しくてたまらなかった。  すでに君に彼氏がいてその彼氏が僕の親友であることを除いたら君は完璧なのに。幸せそうな彼女の顔をみるといつか破局して別れてしまわないかと考えてしまうけど、落ち込んで泣いてる彼女を想像しただけでもつらくなりその想像をやめる。
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