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つまり、その、コールドマンを倒すためにテストすると俺は思った
「つまり、テストとは、最終目標のコールドマンの時限爆弾を破壊する事か?」
「そうだと、良いけど、コールドマンは既に処刑されたんだよ、それも、時限式魔法爆弾と言う、最後っ屁を何とかするんだよ、テストにはあまり関係ないよ」
「さいごっぺ?」
「そう、最後っ屁」
偉く幼稚な幼い言葉に思えた、未来だと言うのに。
未来を妄想している時は、こんな世界になっているとは思いもよらなかったが、西暦3128年。
考えてみれば、紀元前なんて何万年もあるから、西暦3000年なんて、近未来じゃないか、かなり遠いけど、決して繋がってない異世界ではなく、未来の世界
「そこで役立つのは」
「人の考える力だけど、私達は君みたいな、根性もやる気も薄いんだ、やらされてるんだよ」
「やらされてる? そうじゃなくて、やってみようを続けるんだよ、何にでも、初めては不安と失敗は付き物さ必ず通る、テレビのリモコンにすら失敗はある、ボタンを間違う、うっかり落とす、ボタンを弱く押してしまうなど」
「はあー、そうなのか、僕ってバカなのかな? 似たような事が魔導オルゴールあったでしょ、音が出なくて殴っちゃったんだよ、念じられずに」
「アハハハハ……あるある、ドアの角に足をぶつけたみたいな」
「うん、それそれ、じゃ、テストの時間だよ、テストの中で教えるから」
「ああ、そんなものなのか?」
俺は緑の宝珠が真ん中に埋まった、短い箒に股がり、ドアから出て念じる、空を飛べと、飛んだは良いが
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