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アウンは青の大剣を選択、大剣と言っても2メートル位の大剣だ、何でも、ストレインジアップと言う筋力強化をして、振り回すそうだ。
筋肉バカだよなと思いつつ、どうやってアウンをフォローしようか考えた。
「あ、マジックポケット、知ってる?」
「知らねえ、何それ」
カンリもとい、アウンは皮ベルトに吊り下げられた入れ物を指す、俺も皮ベルトを擦りながら念じてみる、急に中身が頭に浮かび赤色のキャンディを選択取り出して名前を確認
「ああ、アップルゼリー? 何じゃそりゃ」
「アップルゼリーはね、体力割合回復のゼリーだよ、オレンジゼリーは魔道具の魔力を3割回復する、アップルゼリーも体力3割回復する、良いかい夢じゃないんだからね、魔物は架空だけど、こっちの世界は、人間同士で争って居るんだ、だから兵士しか出てこない、武器に注意して戦うんだ」
「え? 魔物出てきたら楽しそうなのに、兵士しか出てこないの?」
「だからテストなんだよ、傭兵になる」
「ま、まじか!!」
「幾つか武器も探しときなよ、サブウェポンは重要だよ」
アウンはマシンガンやバズーカっぽい武器を多量に見せる、そりゃそうだよなサブウェポンは必要だ。
俺も槍盾とガン系統を6つ適当に見繕う、ハンドガン、ライフル、マテリアルスローって言う変なもの。
因みにアップルゼリーは10個、オレンジゼリーは5個しか支給されてなかった。
プラムゼリーと言う蘇生と体力魔力全快の、凄く高価なゼリーだと言ってる物が3個、これだけだ。
通信にはテレパシーと言う技術を使用していて、音声変換されて俺の声はアンネとなり響く、カンリもダミ声から美しい声になっていた。
兵士は簡単だ一種のゲームみたいに、持ってる武器でガンなら立ち止まらずに走って接近、盾で魔法を弾くと思ったら、ガンからファイアボールを放って来て、盾は熱で捨てるとファイアボールが纏いドロリと赤熱する
「あー、勿体無いな、盾にはプロテクションって言う、魔法のシールドがあるんだよ」
カンリは銃兵士の放ったファイアボールを、カンリは黒宝珠の盾を展開、ブラックプロテクションを発動して火花を散らす、盾に当たる前に火花になって消えたのだった
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