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俺はとある事情から、強制転生させられた、今は何かの水みたいな物に浸かり、最後だった奇妙なシーンを思い出す
俺は東京のどこかを歩いて居ると、とはいえ塾の帰りだ、人混みの中、目に付くふざけた格好の少女が居る、ここはコスプレ劇場じゃ無いぞ
キョロキョロ辺りを見回している少女へ、注意のためにコスプレイヤーに声を掛けた、辺りは青信号でサラリーマンや人が雪崩のように歩いていた
「ここは、コスプレする所じゃないよ」
「どこだって、良いじゃないか!!」
怒りを含んだ彼女の声は少し低めのダミ声だった、おまけに振り返ったらメガネっ娘、いかにも魔女の弟子みたいな風貌で、怒るから、どこかのコントかと思ったと彼女に言うと
「僕はカンリ」
音羽感利(おとは、かんり)と言うらしい、俺は宮城真紅(みやしろ、しんく)だ、と言うと
「ここ、魔法があんまり使えない、それにさ、僕ってばダメで、ここら辺の時代の人を、見つけて来いって、上司が……」
「可哀想に、ここの時代の人って、俺らみたいな人だよね?」
「ああ、居たあ!! 君、魂だけで、来てくれるかな?」
「え? ちょっと待ってよ!!」
まだ青信号が点滅してるのに、急に赤信号のはずの所から、クラクションを鳴らして、大型トラックが現れ、交差点で話をしていた俺達はひかれた
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