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俺達は、今後について、ドタバタとコントをやりながら決めていく。
何でも2018年代から、何人もスカウトしていて、スカウトすると何らかの事故死を装う、または魂を抜かれた後事故になって決まって死ぬことになるのだそうだ、たが一部だけである。
今、考えると、知識意外何も持ち合わせて無いんだと解る。
その、知識だって、どこまで役に立つのやら、ヒントを残していたな、音羽感利は考える力を失った人だったか、便利過ぎて……
俺達の時代にも便利な物があるはずだ、つまり、こっちの世界にも便利な物があるはずだ、それだよそれ
「おーい、カンリ」
「何だよ、良い所だったのに」
カンリが持って居たのは、小型の箱で開いてたみたいだったが閉じる
「それ、何だよ」
「音楽プレイヤーだよ、一緒に箱を念じて蓋を開こう」
カンリは物凄くご機嫌になっており、箱を念じて開く、俺も興味が湧いた、ノリノリのサウンドがビートに乗って入って来る
「ね? 良いでしょ?」
「ズンチャカ、ズンチャカ……」
「アホ踊り止めー!!」
カンリは付ける隙も与えず、にっこり微笑んで
「良さそうだよね?」
「すげえなこの箱、念じて開くだけで音が出るのかよ」
「そうだよ、元々地球人の僕達には、クオークやらのアクセス方法が分からなかったから、作れなかったけど、操作する方法を思い付いて形にしたんだよ、そう、どれもこれも2割の形にする人達は、その過去の威光にすがって居るのが我々なんだ、そして、悪い奴等が飛んでもない物を作ってしまった」
この時、俺はカンリの話を聞く耳を持たずに
「あのさ、この時代に必須の物と、この便利品の話をしたいんだけど」
「あ、うん、そうだね、悪い奴の話はまた今度改めてするよ」
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