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Side:多田
やっべぇ。とんでもないもん見ちゃった。
トイレから戻ると、俺は一つ隣の席に間違って入ってしまった
そこには、涙でぐちゃぐちゃの女性が１人 座っていて
ビビリの俺は ぶっちゃけ、お化けかと思った
良く見ると
それは見た事のある女性で
美人だけど性格が物凄くキツい 山中さんだった。
普段、サバサバした女があんな風に泣くなんて・・・・・
怖ぇ。
その一言に尽きる。
＿＿＿＿「誰にも言うなよ？」
その恐怖の言葉が頭から離れない
俺は自分の席に戻ってからも暫く震えが止まらなかった
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