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「紗羅、今日は何時に終わる?」
「あー、あと1時間かな。健人は?」
「俺は、もう終わるから 先に下行ってるわ」
「はいはーい」
ごくごく普通の、いつも通りの会話
だが、
周りからしたら普通じゃないらしい
それは、私達が恋人ではない
『異性の友人』だから、らしい
何故
人間は、恋をさせたがるのだろう
恋には、終わりがある
でも、友情には 終わりなどない
本当に大切な人とは、恋などしてはいけない
永遠に、共にいたいのなら尚更だ。
冷める事も、嫌いになる事もない
友人という関係が、私の中で最高の関係だと
付き合うのは、2番目に好きな人がいいのだと
本気で、そう思っていた。
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