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サチの場合2
「友ちゃん、どうしよう」
「お。いらっしゃい、サッちゃん。どうしたの?」
サッちゃんはパンに電話番号を教えてしまったことを友ちゃんに話した。ダメだと言われていたのに教えてしまったことには罪悪感はなかった。
「あれからパンから意味不明に攻撃されるようになったの。サッちゃん何か悪い事したかな?」
パンから来たメッセージを友ちゃんに見せた。死ねだの何だの書かれていた。
慰めて欲しくて涙を見せるが、友ちゃんは思わぬことを言った。
「こうならないように、今まで俺が手伝ってあげてたのに」
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