ベルグ帝国への士官

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ベルグ帝国への士官

 城へも顔パスで通り、謁見の間へ。 「ベルグ帝国・皇帝陛下の御成!」  多数の大臣が並び、我らは片膝をつき、頭を下げる。 「(ちん)が、ベルグ帝国皇帝フレス・ベルグ15世である。表をあげぃ!」  幕が引かれ、顔を上げると、近衛兵(ロイヤルガード)に守られた壮年のハムンが、豪華な玉座に腰掛けている。  一目で分かる、王者のカリスマを煌々と放っている。
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