相棒
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「名は聞き及んでいる。ラサを陰日向に支えた魔兵だな」 ゲボルグは、独り、頷いてから。 「帝国軍は、この渓谷を活かした砦の構築をせよ! 追って資材部隊を送り込む!」 「「サー・イエッサー!」」 敬礼の後、渓谷を前進するベルグ帝国軍。
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