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シゲさんは俺が事情を説明すると、女の子を休ませてくれた。
店の奥に入り、仏壇が置いてある部屋に女の子を座らせた。
俺は近くの棚から救急箱を取って、消毒する。
でっかい絆創膏がなかったから、包帯を巻いていった。
「よし!
これで大丈夫」
それでもまだグスグス泣いてる女の子。
「まだ痛いのか?
よし!
痛いの痛いの飛んでけー」
俺は女の子の膝を優しく触りながら言った。
すると、女の子は笑いだした。
その笑顔は俺に元気をくれた。
店の方からシゲさんが来て、シゲさんは女の子の笑顔を見て、元気になってよかったと言って笑った。
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