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俺は荒れた息を戻そうと、近くにあった自動販売機でお茶を買って飲んだ。
ふぅと一息。
一息していると、どこからか子供の泣き声が聞こえるのに気が付いた。
「うぇーーん」
その声を頼りに、その声の元に足を進ませた。
探してみると、家と家の間の狭い道で泣いてる女の子を見つけた。
よく見ると、女の子の膝からは血が出ていた。
「もう大丈夫」
そう言って、俺は頭に巻いていたタオルを女の子の膝に縛る。
俺は女の子をおんぶして、あけのやに走った。
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