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僕は、死んだ。
あれは一週間前、夜の7時を回っていたか、そろそろ冬になるので、辺りは真っ暗だ。学校が終わって家に帰る途中、僕は、少し公園により、ベンチで本を読もうと思った。目的の公園についた。人の声が聞こえる。誰かいるのか。
まあ、いい。ベンチさえ空いていれば誰が居ようと関係ない。そして、公園に足を踏み入れた。その時、僕は、見てはいけないものを見てしまった。そう、いじめの現場だ。頭では、止めにいくべきと思うが、体は勝手に方向を逆にして、公園を出ようとしていた。その瞬間、運が悪かったのだろう。僕の携帯に電話がかかってきた。
もちろん公園の中にいる人達はぼくの存在に気がついた。とりあえず走った、遠くに遠くに。しかし、相手に追いつかれてしまった。先回りされていたのだろう。そして、声を出す前に口を塞がれ公園につれていかれた。「お前、見てたよな。写真とか撮ってないよな?」僕は答えた。「はい…、今携帯見せるんで。」焦りながら、さっきしまったポケットを探ったが、「あっあれ、なんで」携帯が無かった。「テメー携帯はどこだ?無いわけないだろ!」耳元に大きな声で怒鳴られた。「すいません、多分さっき走ったときにどこかに落としたんだと思います…」終わったと思った。案の定、一発顔面に蹴りをいれられた。
「ぐはっ、、」痛い、今まで味わったことのない痛みだった。「テメーな、ふざけんなよ。」周りで何か話をしてるみたいだ、その時、僕の顔を蹴った奴が言った「よーし、とりあえず口封じに裸の写真でも撮るか。笑笑」やめてと言う前に口を塞がれ、服を一気に脱がされた。周りのやつらはみんな笑ってる。「パシャ」一枚撮られた。僕は、泣きながら暴れた。
「暴れんな、写真撮れねーだろ。」顔面にまた、
一発。そのあとも周りのやつらも加わって殴ったり、蹴ったりしてきた。
相手の仲間が一人やって来た、僕の携帯を持って。パスワードをかけていなかったために中身を確認された。「おれらの写真ないよー、こいつ、このあとどーする?笑笑」「なに言ってんだ、おれらのオモチャにするに決めてんだろ。オモチャ2号君、これからよろしくね。笑笑」もうなにも考えれなかった。
そのあとの生活、なにが起こったのか、
言うまでもない。
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