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私は、天井から、自分の遺骨を見ていた。 ここは、焼却場。 泣きわめく母親。 「ごめんね、お母さん。もう、これしか方法が見つからなかったの。これが彼のため。私には、彼を幸せにしてあげれない。許して。さようなら。そして、ありがとう。私は、天国には行けないかわりに、お母さんのことをいつまでも、守ってあげる。これまで、そうしてくれたように。おかしいな。私、死んでるのに、涙が止まらない。」
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