遺書

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僕はもう全部諦めることにした。この虚しさと付き合い続けるのは嫌だ。僕は永遠の幸せなど手に入れられないことを知ってしまったから、だから死ぬ。さようなら。 僕は知らなかった。 みなとの返信の続きを。 「でもねえ。私は君に生きてほしいと思うよ。人生が虚しいのは君だけじゃないよ。3日間限定の幸せを人は集めて生きてんのよ。だから虚しい死にたいってダサいことばかり言わずに、大好きな彼女を大事にしなさい」
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