第4話

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「無声……とな? 」 私は頷く。 「通常な有声がレベル15だったが、我らの魔法使いは習得しておらんからわからないが、相当な高位魔法のはずだぞ」 雲行きが怪しくなってきたな。 「そもそも転移魔法には種類があったよな? 」 無属性魔法、精霊魔法、元素魔法、補助魔法までは学校の座学で習った。 武器に関しては野外授業がある。 鍛錬や知識だけではレベルは上がらない。 世襲以外は勇者職はないものの、ほかの職に着いて冒険も可能だ。 モンスターを倒さなければレベルは上がらない。何故だかは知らないが。 魔法を取得するにも、レベルを上げ、所定の場所にいる師範に認められないと授けられない。 初期魔法は教師が授けるが、レベル5までしか上がらない。 知識と技術だけの村人なんてそこら中にゴロゴロいる。 更に高等な知識や技術を学ぶには王都にある学校に行かねばならないし、かなり金も掛かる。 世襲だけはタダで受けられることになっていた。
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