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【あとがき的な】
どうも、はじめまして。黒椿らくです。
私は小説を書く時にこだわってることがそれなりにあります。(だから何)
大抵共通するのは『考える余地を残すこと』です。
わかりにくいのでこの場合の考えてほしいことの1つを紹介しますね。
『別れた原因は本当に彼女だけにあるのか』ということ。
彼は「君が何もしてくれなかった」と言っていますが、彼女は「ずっとそばにいた」「彼を信じていた」と言っています。
確かに信じることやそばにいることは、何もしていないように感じられますが、「そばにいる」ということをしていて「信じる」ということをしています。
ただ何もせず、そばにいてくれるだけで、信じてくれるだけで助けになることがあるように、そばにいることが彼女が考え出した一番の彼を想う行動だったのかも知れません。
それを何も考えず切り捨てた彼にも非はあるのでは?
しかし彼女が気持ちを表現せず、彼に伝えることをしなかったのも事実です。言わなければ伝わらないって聞きますよね。
果たしてどちらのせいなのでしょうか。
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