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“あるところに、めずらしい風習を持った村があった。
その村は古来より外界との交流を避け、独特な風習と信仰体系を、今日まで伝えているというのだ。
民俗学を研究していた私は、研究のためにその村を訪れた。
なにせ今までほとんど外界との接触を遮断していた村だ。その全貌は謎に包まれ、今回の調査でも事前に入手できた情報は、その村の名称だけである。
とにかく、今回神の奇跡か、偶然にもそのカミホシムラ出身の若者と知り合うことができ、数年の交渉の末にその村の調査の許可を得ることができた。”
わが国に残された最後の秘境ーカミホシムラの謎を追えーより
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