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夏に向けて梅雨の夜が更けてゆく。その中多く、できることはできることはわずかなのは世のいつものことである。 しかしうちの著者は最近愚痴がヒドくて困る。ワタクシは大変メーワクである。 そもそもワタクシは「乙女のタシナミ・テツ道」の探究にいそしむ鉄道研究部の非実在女子高生として夏の鉄道模型展示に向けて昼夜とこうして模型作りをがんばっておる。 その様子をワタクシの著者は「鉄研でいず!」という小説に書いて小銭を稼いでおるのだが、そもそも最近のアイマスやラブライブ!のブームに合わせて女子だけの鉄道研究部、しかも往年の「究極超人あ~る」のノリでワタクシ鉄研総裁(部長)を初めとする部員の話を展開しておる。 しかし、そこそこ仲間うちではウケてもそれが広がらないのはいつものとおりである。それは当然であろう。めんどくさがって鉄道用語とか解説せずに気ままに書いておるのだからそれを理解できない人に読んで貰おうというのが甘いのだ。その上女子がキャイキャイと会話劇してるだけなのをアニメにならんだろうかと本気で思っているのだから全く目論見が甘いというかどうかしておるのだ。
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