オルター・洋子「龍平洋漂流記」より 第5章 真摯な男たち

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 長澤まさみ。まだ若いのに貫禄あり過ぎ、と常々思ってたけど、ぷりぷり怒って走るとぷりぷりおっぱいが揺れて、子供産む気マンマンな伸びやかな肢体が三十女の魅力にあふれていました。「女そのもの」の、この役はぴったりです。演技上手なので「愚かな(かわいい)女だなあ」と思いつつも観ていて宇宙人シンちゃんにイラつくし、後半は「そうだよねえ、こんな可愛かったら宇宙人でもいいよね~」と感情移入できました。  だけど、同じ日に、これも借りてきて観たDVDだけど、マーティン・スコセッシの「沈黙」の方がとても面白く感じたので(窪塚洋介、すごい良かった)、別に、私の腹の虫の居所が悪かったんじゃなくて「散歩する侵略者」は私には合わないタイプの映画なんだな、とも思いました。
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