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結論から言えば、この"神様シッター"のシステムは試験運用だけで終わってしまった。
時が流れて時代が変わり、対策を練る必要がなくなったためだ。
人は、大人になってもまた懐かしさを求め古いものへと興味を示す時代になった。
大人が遊べば、子どもに知られ、そうして次の世代へと生まれた作品は敬称されていく。
ひとたび神が生まれれば、作品が忘れられることも大幅に少なくなり、成長前に消滅する神も今はほとんどいなくなっていた。
そして、今日もまたネットの海から小さな神が生まれていく。
私は、毎日この小さな神々の成長を笑顔で見守り続けていくのである。
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