0人が本棚に入れています
本棚に追加
まさか、私が好きだった事に気づいて、いなかったみたい。
その時、春くんが言った言葉は、私は忘れない。
「俺のこと、3年間も好きでいてくれて、ありがとう」
本当は、結婚式でゆうべきではないと、思っていたけど今は言って良かった。
あれから、何年か経った春。
私は、満開に咲く門から4本目のサクラの木下にいます。
学校の門から、男性が私に向かって歩いてくる。
その彼は、大学で出会い付き合い始めて、5年になる今の私の彼氏。
彼は、木下まで来ると狭間付き、上着のポケットから、何かをとりだし私の目の前に、小さな箱を見せ開けると、そこには指輪が入っていた。
その瞬間、私の目から涙が溢れ出した。
「僕と結婚して下さい」
「はい」
今、私はすごく幸せです。
最初のコメントを投稿しよう!