1人が本棚に入れています
本棚に追加
ワクワク☆デートもする!二人はカレカノ!
「拓也くん、あ~ん?」
彼女の手作り弁当。屋上、今どきの学校ってさ鍵なんて開いてないんだよな。ラノベみたいにさ。
だからといって部室でやたらと彼女とイチャつくのも、さすがに恥じらいがある。
きっと美幸もそうだろ?
だから、しっかりと休日に公園でピクニックデート。
いやぁ、これが若さってものなのかな?自分で言うのもなんだけどさ。
「うん、美味しいよ。美幸はいいお嫁さんになれるね!」
「ほ、ホントですかっ!?この卵焼き……少し焦がしちゃったし拓也くんが甘いのとしょっぱいの……どっちが好みかも分からなくてアタシ不安で」
美幸が作ってくれた、俺の為に。
それだけで、どんな料理だって美味しい。
くそ、しかしこんな歯が浮くような台詞とても言えたものでは無い。
最初のコメントを投稿しよう!