ワクワク☆デートもする!二人はカレカノ!

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ワクワク☆デートもする!二人はカレカノ!

「拓也くん、あ~ん?」 彼女の手作り弁当。屋上、今どきの学校ってさ鍵なんて開いてないんだよな。ラノベみたいにさ。 だからといって部室でやたらと彼女とイチャつくのも、さすがに恥じらいがある。 きっと美幸もそうだろ? だから、しっかりと休日に公園でピクニックデート。 いやぁ、これが若さってものなのかな?自分で言うのもなんだけどさ。 「うん、美味しいよ。美幸はいいお嫁さんになれるね!」 「ほ、ホントですかっ!?この卵焼き……少し焦がしちゃったし拓也くんが甘いのとしょっぱいの……どっちが好みかも分からなくてアタシ不安で」 美幸が作ってくれた、俺の為に。 それだけで、どんな料理だって美味しい。 くそ、しかしこんな歯が浮くような台詞とても言えたものでは無い。
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