ワクワク☆デートもする!二人はカレカノ!

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「せんぱ……拓也くん受験頑張ってね。応援してる。しばらく邪魔になるだろうから連絡とか控えるし、デートも無理しなくていいよ」 「気にしなくていい、お前といるのは正直楽しい。怒っているわけでは無い」 俺の家で、何となくお互いの進めた著書などを読み合いながら話す二人。 二人は、恋人同士だ。 「ねぇ、拓也くん」 俺は返事をしなかった。面倒だったから、そしてそれくらい察してほしかったからだ。 何もかもを分かり合う、それが真実の恋愛ではないのか。 「アタシの気持ちも、少しは考えてほしいな」 美幸の一言、俺は生まれてから18年。これまでにない程に女性に向けて怒鳴った。
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